暑い夏でも頑張れる!清掃時の服装への工夫とは?
マンションやアパートの共用部分の清掃は、季節を問わず対応が必要です。今回は、夏の暑い時期におすすめの作業服を紹介します。清掃時の服装にお悩みの場合は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 真夏の定期清掃
定期清掃は真夏でも対応が必要ですが、気温が35度を超える猛暑日は、熱中症になってしまう危険性もあります。暑さが酷い日には、炎天下での清掃作業は避けた方が良いでしょう。午前中や夕方以降など、比較的涼しくなる時間帯に掃除をすることで暑さを軽減できます。
どうしても日中に作業しなければならない時は、水分補給や休憩をこまめにとりましょう。可能であれば、ペットボトルや水筒を持ち歩き、定期的に水分補給をすると安心です。喉が渇く前に定期的に水分を取ることが、熱中症から身を守ることに繋がります。直射日光が当たるところに長い時間留まらないことや、日陰で休みながら清掃作業を行うなどの配慮も必要です。
2. おすすめの服装
(1)トップス
通気性のある半そでの衣服がおすすめです。ワーカーの作業着を売るお店などに、お手頃な作業用のポロシャツも売っています。例えば、吸湿速乾性のあるポリエステル製のポロシャツ。通気性が良く、汗をかいて濡れてしまってもすぐに乾くので汗が目立ちません。通気性と肌触りの良さで選ぶなら、鹿の子地で縫製されたポロシャツもおすすめです。表面に凹凸があるため、通気性が高く涼しさを感じやすい素材です。
また、肌着を着用すると汗を吸ってくれるので、蒸れや不快感を軽減することができます。肌着も吸湿性・速乾性のあるものがおすすめです。「肌着とポロシャツを2枚着ていると暑いのでは?」と思われる方も多いですが、2枚着用していた方が意外と快適に過ごせますので、ぜひお試しください。
(2)ボトムス
トップスと同じく、ワークショップでは、カーゴパンツやワークパンツなどが取り揃えられています。生地が薄めで、吸湿速乾や接触冷感(着用しているときにヒンヤリと感じる素材)の効果があるものがあり、夏でも長ズボンを快適に履けるように工夫が施されています。カーゴパンツは、太ももにポケットが付いているので、用具や財布を収納することもできてとても便利です。
(3)お役立ちグッズ
暑い時期の作業を乗り切るために、小物の利用もおすすめです。
例えば、冷却効果のあるタオル。一度水に濡らしておくと、日光で温まった後、タオルを一振りするだけで冷たいタオルに早変わりする、という魔法のようなタオルがあります。
また、保冷剤を使用して涼しさを感じられる服もあります。背部や脇下にアイスパックを収納し、数時間冷たい状態を保つことができます。保冷材の効果はおよそ2時間ですが、予備のアイスパックを用意してこまめに入れ替えることにより、さらに長い時間保冷することが可能です。作業着に扇風機のファンがついている服もあります。こちらも服内に保冷剤を収納し、ファンで保冷材の風を送ることで、作業中でも常に冷たい風を浴びることができます。
3. まとめ
暑い時期の定期清掃には、熱中症への対策が必要です。服や小物も優れた商品がたくさん出てきておりますので、上手に取り入れて万全の状態で作業できる環境を作りましょう。