気を付けたいゴミ出しのマナー!基本から配慮まで

ゴミ出しのルールが守られているマンションやアパートは、周辺住民の方からの印象が良いものです。マナーを守った上で、周囲への配慮も忘れないゴミ出しをしたいですね。そこで今回は、ゴミを出すときのマナーや管理者としての対応など、ゴミ出しに関するアレコレをご紹介します。

1. 理想のゴミ出しとは

一般家庭から出されるゴミは、お住いの自治体の定めたルールに従って処分されます。共同住宅等で一緒に使用する「ゴミ集積場」に出されたゴミは、収集車が回収していってくれます。ゴミは回収される当日の朝に各住居から出され、数時間後にゴミ収集車が集めて持って行ってくれるのが、理想の形です。これには、住民全員がゴミ出しに関するルール違反などはないことが求められます。ゴミ収集車が去った後には、残留ゴミはないのが理想です。収集後に、ゴミ集積場の掃除をして水で流しておくと、臭い発散の防止になります。

2. ゴミ出しの工夫

例えば、燃えるゴミの中に瓶や缶が混ざっていると、回収時のルール違反となりゴミは取り残されてしまいます。ゴミは正しく分別しないと、次の回収日まで回収されることはありません。このような状態が続くと、ゴミ集積場が随時不潔な状態となってしまいます。

そこで、物件の管理者は、住人の方へゴミを正しく出してもらうように周知徹底することが求められます。もし新しい住人の方が入居したら、ゴミ収集のルールが載っている冊子を手渡しましょう。その際に、ゴミ出しの時間などについて守ってほしいことなどを直接お伝えするのもいいですね。また、掲示板に各自治体が発行しているゴミ出しのルールを貼っておくことのもおすすめです。

3.  管理者が対応すべきこと

管理者の方は、住民がルールを守り、適切にゴミを出しているかを確認しましょう。もしゴミの出し方が間違っていれば、収集日当日に収集できるようにフォローするようにします。燃えるゴミの中に不燃物が混じっていたら回収してもらえないこともありますので、それを抜き取るような対応ができると良いでしょう。出されたゴミの分別がされていなければ、収集前に分別し直すという対応を取っている物件も少なくありません。その後、共用スペースにある張り紙などへ、ゴミの出し方のマナーを守ってもらえるような「お願い」を貼っておけば、周知の効果も期待できます。

4. ゴミ収集時への配慮

昨今のコロナ禍において、ゴミ回収についても注目されています。ゴミを収集してくれる方の安全を守るための配慮にも気を配ることができると良いでしょう。例えば、ゴミ袋を縛る時はゴミ袋の空気を抜くようにすると良いです。ゴミ袋に空気がパンパンな状態で出してしまうと、ゴミ収集車へゴミを入れた時にゴミ袋が破裂して、中のゴミが周りに飛び散ってしまい、収集員の方へかかってしまうこともあります。もしコロナウィルスのついたマスクやティッシュだった場合、ゴミ収集の方に感染の危険性が出てきてしまうのです。使用済みのマスクやティッシュを捨てる際にも、汚れた部分を内側にして古紙やビニール袋に包んでから、込み袋に捨てるようにしたいものです。このような配慮をして、ゴミ袋を結ぶ際には空気を抜き、汚物は包んでから捨てるといったゴミの衛生環境も整えていきたいですね。

5. まとめ

以上の様に、ゴミを出すときには、マナーを守った上で収集する方の安全も気遣いながら行いたいものです。ゴミへの配慮が行き届いた物件には、周辺の住民の方からの評判が上がり、結果的に住みやすく魅力的な物件づくりに貢献できるようになるのではないでしょうか。

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