コロナ禍でも活躍!マンション共用部分にエントランスマット
マンションのエントランスには、マットを敷いておくのがおすすめです。マットを1枚敷いておくだけで、色々な効果が期待できます。そこで今回は、エントランスマットの魅力をお伝えします。
1. エントランスマットの効果
マンションのエントランスに敷いてあるマットには、建物の中に汚れを持ち込まないように、砂や泥を払いのけてくれる効果があります。もしも、砂や泥が靴底に付着したままで建物に入ってしまうと、汚れてしまうばかりでなく、砂粒などで床に細かな傷がついてしまうこともあります。ワックスがかけられている床であれば、ワックスが削り取られてしまいます。
また、雨や雪の日には、建物内の床の濡れがひどくなってしまいますが、マットに水気を吸い取らせれば、建物の中が濡れにくくなります。エントランスが濡れていると滑りやすくもなりますが、マットを敷いておけば、安全で快適にエントランスを保つことができますね。
2. 共用部分におすすめのエントランスマット
エントランスマットの横幅は、ドアの間口よりも一回りほど小さいものがおすすめです。ドアの開閉を邪魔せず、見た目もスッキリします。縦幅は、6~8歩分の縦幅のマットがおすすめです。マットの上を歩いているうちに土砂などを除去できるのです。
また、泥や雨水を除去するためには、適度な厚みがあると良いですが、厚みがありすぎると段差が目立ってしまい、歩行の妨げになってしまいます。わずかな段差でも「つまづき」の原因になってしまうため、マットの厚みは適度なものを選びましょう。
エントランスマットの素材は、屋外に置く場合には目が粗く、耐久性に優れた固い素材のものがおすすめです。こういった素材のマットは重量もあるので、風で飛んでいく心配もなく、屋外に使用するのに最適です。また、屋内ではカーペットのように、柔らかくて薄い素材のものを敷くのが適切です。エレベータホールの前などに敷くことにより、細かな砂汚れや水気を拭き取ることができ、靴底の汚れが居室へ運ばれるのを防いでくれます。雨の日などは滑りますので、裏側に滑り止め加工をしているマットがおすすめです。
3. エントランスマットで消毒ができる!
エントランスマットでは、靴底を消毒することも可能です。新型コロナウィルスの予防のために、靴底を清潔に保つことが有効だといわれています。厚めで吸水性のあるマットに、塩化ベンゼルコニウムを配合した殺菌消毒剤を染み込ませるだけで、消毒ができるエントランスマットとなります。マットがじっとり濡れるくらい染み込ませ、2日に一度ほど消毒剤を補充していきます。靴底が軽く濡れるくらいの湿り気を保つと効果的です。病院のエントランスや、検疫が徹底されている空港などと同じような効果が期待できますよ。
4. まとめ
このように、エントランスマットはコロナ禍の状況においても活躍してくれるアイテムです。お手入れとしては、水洗いをして乾かす必要がありますが、これが大変だと感じる場合にはリースで利用することも可能です。月に一度など、専門の業者に交換してもらえて、清潔なマットを常時使用できると便利ですね。エントランスマットを上手に利用して、マンションの快適性を保ってみませんか。