雨の多い日にはヤスデにご用心

マンションの共用部分にヤスデが大発生!そんなこと、ありませんか?
雨の多い梅雨や秋雨の時期にヤスデが大量発生し、悩まされているマンションやアパートも少なくありません。そこで今回は、ヤスデの対策いついてご紹介します。

1. 共用住宅にヤスデ!

・ヤスデの特徴

ヤスデは、ムカデ・ゲジゲジ虫と一緒に「徘徊害虫」と呼ばれています。ムカデに噛まれると痛みを感じることがありますが、ヤスデは噛んだりはしません。多くの種類がいますが、都心で見られるヤスデの多くは、無害であることがほとんどです。しかし、ヤスデの見た目や、踏んでしまうと異臭を放つところから、大量に発生すると不快に感じる方が多いのが実際です。

・ヤスデが好む場所

ヤスデは湿り気の多い場所にいることが多いです。落ち葉や石をどかしてみれば、その下にヤスデを見つけることがあるかもしれません。また、植木鉢やコンクリートブロックの隙間などにも生息しています。普段の生活では、ヤスデが大量に発生して迷惑をかけるということもあまりないでしょう。しかし、雨が多く降った後には普段生息している所に水たまりができ、そこから逃れるために這い出して来ることがあります。梅雨や秋雨の時期にヤスデを多く見かけるのは、このためだといわれています。気が付いたら共用廊下にヤスデが大量発生していたということも、しばしばあるようです。

2. ヤスデの対策はどうしたら良いのか!?

不快に感じる方が多いヤスデは、共用部分の外廊下などで良く見つけられます。また、室内に侵入してくる場合もあります。侵入経路は、玄関下の隙間などからだといわれています。もしヤスデを見つけたら早めに対応しておきたいところです。

・小まめな掃除

ヤスデの生息場所を発見したら、小まめにそうじをしておくことが大切です。植木鉢の下、落ち葉や伸びている草の根元などや、いつも湿っている場所などでヤスデが大量発生している可能性があります。雨の日など湿り気のある日には、共用外廊下などに大量に這い出して来ることもありますので、定期的な清掃をするのが良いですね。

・有効な殺虫剤を撒く

家庭用殺虫剤に多く使用されているピレスロイド系の殺虫剤がおすすめです。蚊やハエなどに使用されることが多い殺虫剤ですが、ムカデ・ヤスデ・ゲジゲジ虫などの徘徊害虫に向いた殺虫剤も売られています。粉状や液体タイプのものをヤスデの通り道となる場所に撒いておくと良いでしょう。例えば排水溝の入り口や、共用部の外廊下にあるコンクリート面、いつも日陰になっている場所です。ヤスデの数が少ない場合には、エアゾールスプレーでその都度吹きかけるのも良い方法です。

3. まとめ

ヤスデは刺激を与えると丸まります。ハリで刺したり、噛んだりはしませんが、虫が苦手な方にとっては苦痛な存在でしょう。居住スペースであるお部屋の中に侵入してしまうこともあります。そうなる前に、効果的な駆除を行いましょう。定期的な物件の点検や掃除をすることにより、このような問題点を見つけることができますよ。

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