自宅待機・在宅ワーク中の住人へ配慮を。定期掃除の注意点

テレワークや休校措置が続く中、自宅で過ごしている方も多いかと思います。今回は、そのような中で行うマンションやアパートの定期清掃について、配慮しておくべきポイントをご紹介します。

1. 新型コロナウィルスで自宅待機が増えている現状

普段の定期清掃では、マンションやアパートのお部屋にいる方の事を気にすることは少ないかもしれません。しかし、新型コロナウイルスが流行している今、自宅待機が推奨されており、在宅でのテレワークや、休校で学校に行かないお子さんたちが在宅されているケースが増えています。そのため、定期清掃を行う際には、住人の方への配慮がより一層必要となります。

2. 定期清掃時の配慮

1)事前の告知

1週間毎、1ヶ月毎など、決まったタイミングで行われる定期清掃。外廊下を高圧洗浄する際などは、家の中にいると大きな音が気になってしまいます。そんな場合は、可能であれば清掃について事前に住人へ周知しておきましょう。周知方法には、掲示板に「定期清掃実施」の貼り紙をするなどがあります。
 

2)大きな音のでる清掃作業

テレワークや休校で外出を控える方は、外出しにくい状況からストレスが溜まっている場合もあります。夜間や早朝時には、音が気になる清掃作業は避けた方が良いでしょう。また、日中も在宅ワークで作業中の方がいるかもしれませんので、どうしても大きな音が出る清掃作業が必要な場合、至急でなければ、事前に告知の上、休日に行うとよいです。

3)マナーを守る

在宅者が多くなると、定期清掃を行っている間に、買い物などに出かける住人と遭遇するケースも増えるかもしれません。「こんにちは」などと爽やかな挨拶をしておきたいものです。ただし、共有スペースでの私語や長話は慎みましょう。仲の良い住人の方にお会いしたとしても、掃除の手を止めて世間話などしていては、ウィルスへの感染予防の観点からも望ましくありません。軽く挨拶を交わす程度の会話にとどめておいた方がよさそうです。必ずマスクを着用して掃除をする、ということも大切です。

4)プラスアルファの清掃を

住人の方が直接手で触れる場所を、アルコールや次亜塩素水を使用して拭き掃除をしておくと良いでしょう。定期的に拭くことで、マンションやアパートの共用部分が清潔に保たれますし、感染予防の観点でも効果的です。エントランスのオートロックの操作盤・エレベーターのスイッチ・ゴミ置き場の扉・階段の手すりなど、定期的に拭いておきたいところです。

3. 事後対応

定期清掃が終了したら、可能であれば住人へ掃除内容をお知らせすると効果的です。きちんと定期清掃されていると、安心感を持たれます。通常通りの定期清掃を行っている点に加え、手すりなどの消毒作業を行ったことも明記し、掲示板に張り出しておいても良いかもしれません。このような状況ですので、住人の方にはなるべく安心して生活いただきたいものです。

4. まとめ

このような社会状況下で、在宅者が多いマンションやアパートでは、音の問題に注意し、住人への簡単な挨拶を実施、感染防止対策を心掛ける、など配慮をしていきたいものです。
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